酒好きが断酒を決断したのは?

40歳がまじかになった男の振り返り

断酒したことによるメリット

断酒して3週間たった

 

始めたときはどうせ続くわけがないと思ったものだが気づけば

もう三週間たった

 

最初の3日間は本当にしんどかった

一切眠れず食欲不振、ああこれが離脱症状なのだと

私は本当にアルコール中毒者だったんだと

痛感し恥ずかしくなった

 

4日目からは睡眠が徐々に取れだし食欲もかすかだが

戻り徐々に体のリカバリーを感じてきた

 

一週間たちアルコールを飲みたいという欲求自体が

かなり薄くなった

 

その時にわかったのは私はアルコールが好きではなかったのだ

アルコールを体に入れることで起こる酩酊状態が好きだったのだ

酩酊状態では思考力が弱くなり嫌なことも良いことも

半分以下の感覚で接することができた

 

2週間もすれば更に変化が起こる

10年以上ぶりに見る朝立ちがあった

朝立ちしなくなって久しいが年齢によるものだろうと思っていた

色々調べてみると朝立ちは健康を表すひとつの症状にあたるらしい

 

薄毛の症状が目に見えて改善の兆しがでてきた

髪にコシやハリが戻りさらにこめかみの上部が砂漠地帯のように

なっていたのが産毛が生え始めついには地肌が見えにくくなった

 

まったく思ってもいなかった症状がでてきたのである

個人差があると思うのですべての人に同じような症状がでるとは

思わないが個人的にはびっくりした

 

今後できるかぎり断酒を続けていくつもりだが今後も身に変化が

あれば備忘録で来てな形で残していきたいと思う

 

 

ブラックアウト

私は365日お酒を飲んでいた

 

決まって仕事が終わった18時ごろからだ

 

そして毎日気絶するように眠っていた

 

いや眠った気になっていただけだった

 

医学的には気絶しているだけで眠っていないと言われた

 

その状態を20年続けていた

 

体がおかしくならないはずもなく体重は増え

肌は劣化しクマが取れず髪の毛も薄くなった

 

起きているのか眠っているのかわからない夢遊病の状態で

20年間働き生きてきたのだ

 

その間家族ができ仕事も重要な物が増えてきて

ますます失敗できないという思いが強くなっていった

 

人間不思議なものでそこまで変化するまで気づかなったのだ

いや気づかないふりをしていたのだ

 

気づいた時には絶望した

なんだこのだらしない体は

なんだこの髪の毛は

誰だ鏡にうつっているこの人間は

 

そこから色々調べた結果どうやらお酒が原因の一部のようだった

 

ここから断酒を目指してお酒との闘いが始まった

断酒して変化が起きる?

断酒すればいいことしかないし好転するはずだ

 

こう思っているあなた間違いです

 

確かにいい変化も多々あります

 

体重が減る

むくみが取れる

睡眠の質があがる,,,等々

 

ここらがよく言われる良い変化だと思いますが

アルコールを過剰摂取する人間って理由は色々あれど

根本的な理由は頼らざるを得なくなった人間というのが

ほとんどだと思う

 

アルコールを摂取しないと寝れない不安だ面白くない

こういう状態になっている人間に上記のような好転反応

伝えても何も思われない

 

結局は断酒したらこんないいことがあるよじゃ辞められない

 

じゃあどうすればいいのか?

 

次回実際私がなぜ断酒を考えるに至ったのか

その体験談を書きたい思う

 

 

人生終わった

人生終わった

 

酒を飲んだ次の日いつもこの考えになる

 

なぜかというと私の飲酒スタイルがおかしいのだと気づいた

 

私はお酒が好きだ

 

複数で飲むお酒も一人で飲むお酒も好きだ

 

そして毎回ブラックアウトするまで飲んでしまう

 

起床して誰かに迷惑をかけなかったか?怪我はしてないか?

お金を落としていないか?

 

毎日それを考えることから一日が始まる

 

だがいくら思いだそうにも覚えていないのだ

 

覚えていないのだから仕方ないと割り切れるほど私は人間が

強くできていない

 

それでも夕方になると飲酒してしまう

 

お酒はいつでも辞められる

日中は飲んでないのだからアル中じゃない

 

その認識が私をお酒から逃れることを許さない

 

そして365日飲むようになって10年以上が経った

 

そのような人間がなぜ断酒を考え始めようと思ったのか

 

記録として残しながら振り返っていきたいと思う