断酒したことによるメリット
断酒して3週間たった
始めたときはどうせ続くわけがないと思ったものだが気づけば
もう三週間たった
最初の3日間は本当にしんどかった
一切眠れず食欲不振、ああこれが離脱症状なのだと
私は本当にアルコール中毒者だったんだと
痛感し恥ずかしくなった
4日目からは睡眠が徐々に取れだし食欲もかすかだが
戻り徐々に体のリカバリーを感じてきた
一週間たちアルコールを飲みたいという欲求自体が
かなり薄くなった
その時にわかったのは私はアルコールが好きではなかったのだ
アルコールを体に入れることで起こる酩酊状態が好きだったのだ
酩酊状態では思考力が弱くなり嫌なことも良いことも
半分以下の感覚で接することができた
2週間もすれば更に変化が起こる
10年以上ぶりに見る朝立ちがあった
朝立ちしなくなって久しいが年齢によるものだろうと思っていた
色々調べてみると朝立ちは健康を表すひとつの症状にあたるらしい
薄毛の症状が目に見えて改善の兆しがでてきた
髪にコシやハリが戻りさらにこめかみの上部が砂漠地帯のように
なっていたのが産毛が生え始めついには地肌が見えにくくなった
まったく思ってもいなかった症状がでてきたのである
個人差があると思うのですべての人に同じような症状がでるとは
思わないが個人的にはびっくりした
今後できるかぎり断酒を続けていくつもりだが今後も身に変化が
あれば備忘録で来てな形で残していきたいと思う
ブラックアウト
私は365日お酒を飲んでいた
決まって仕事が終わった18時ごろからだ
そして毎日気絶するように眠っていた
いや眠った気になっていただけだった
医学的には気絶しているだけで眠っていないと言われた
その状態を20年続けていた
体がおかしくならないはずもなく体重は増え
肌は劣化しクマが取れず髪の毛も薄くなった
起きているのか眠っているのかわからない夢遊病の状態で
20年間働き生きてきたのだ
その間家族ができ仕事も重要な物が増えてきて
ますます失敗できないという思いが強くなっていった
人間不思議なものでそこまで変化するまで気づかなったのだ
いや気づかないふりをしていたのだ
気づいた時には絶望した
なんだこのだらしない体は
なんだこの髪の毛は
誰だ鏡にうつっているこの人間は
そこから色々調べた結果どうやらお酒が原因の一部のようだった
ここから断酒を目指してお酒との闘いが始まった
断酒して変化が起きる?
断酒すればいいことしかないし好転するはずだ
こう思っているあなた間違いです
確かにいい変化も多々あります
体重が減る
むくみが取れる
睡眠の質があがる,,,等々
ここらがよく言われる良い変化だと思いますが
アルコールを過剰摂取する人間って理由は色々あれど
根本的な理由は頼らざるを得なくなった人間というのが
ほとんどだと思う
アルコールを摂取しないと寝れない不安だ面白くない
こういう状態になっている人間に上記のような好転反応を
伝えても何も思われない
結局は断酒したらこんないいことがあるよじゃ辞められない
じゃあどうすればいいのか?
次回実際私がなぜ断酒を考えるに至ったのか
その体験談を書きたい思う
人生終わった
人生終わった
酒を飲んだ次の日いつもこの考えになる
なぜかというと私の飲酒スタイルがおかしいのだと気づいた
私はお酒が好きだ
複数で飲むお酒も一人で飲むお酒も好きだ
そして毎回ブラックアウトするまで飲んでしまう
起床して誰かに迷惑をかけなかったか?怪我はしてないか?
お金を落としていないか?
毎日それを考えることから一日が始まる
だがいくら思いだそうにも覚えていないのだ
覚えていないのだから仕方ないと割り切れるほど私は人間が
強くできていない
それでも夕方になると飲酒してしまう
お酒はいつでも辞められる
日中は飲んでないのだからアル中じゃない
その認識が私をお酒から逃れることを許さない
そして365日飲むようになって10年以上が経った
そのような人間がなぜ断酒を考え始めようと思ったのか
記録として残しながら振り返っていきたいと思う